長期分散投資で億り人をめざそう!シニア層に最適な「オールシーズンズ・ポートフォリオ」とは

株式投資の4象限

株式投資には様々なやり方があります。投資スタイルを時間軸(長期・短期)と投資対象軸(インデックス・個別銘柄)の4象限で整理すると以下の様になるかと思います。

長期分散投資はブルーオーシャン(コツコツ投資すれば誰でも資産を増やすことができます)
長期集中投資はイエローオーシャン(銘柄の目利き力がなければうまくいきません)
短期トレードはレッドオーシャン(利益を奪い合うゼロサムゲームの世界です)
といった感じでしょうか。

投資をはじめるには、まずは右上の長期分散投資をマスターしましょう。

でも、実際に投資を始めるとなると、日本株なら日経平均・TOPIX、米国株ならS&P500・NYダウ・NASDAQ、新興国株なら中国株・・・、世界丸ごと投資なら全世界株、さらには株だけでなく債券やリートなど様々な投資対象があります。

また投資商品も投資信託とETFがあり、各社各様の商品を提供しています。ほんとうに、何にどう投資してよいのか非常に迷いますね。

そこで今回、長期分散投資を20~30代の若者層と50~60代のシニア層に分けて、具体的な長期分散投資の方法を解説したいと思います。実際に投資する投資信託やETFもオススメをご紹介します。

長期分散投資の始め方(20~30代の若者層)

若者層は簡単です。
なにしろ時間がたっぷりあるのでリスクを取ることができます。
最もリターンの高い「株式100%」で長期積立分散投資を行えばよいでしょう。
積み立てNISAなどの非課税制度を活用すればさらに効率的です。

投資対象は、日本株だけというのはオススメではありません。
基本は世界分散投資だと思います。
ただし、米国はやはり世界経済をリードしていますので、ウォーレン・バフェットも推奨しているように米国株S&P500をメインに投資というのもありだと思います。

では、具体的な投資商品ですが、私のお気に入りは以下のとおりです。

経費率も安く、このどちらか(または両方)を主軸に20~30年間じっくりと投資していけば、最低でも2~3倍に資産は増えるでしょう。

<オススメ>
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)


eMAXISホームページ

長期分散投資の始め方(50~60代のシニア層)

悩ましいのはシニア層ですね。
シニア層は若者のように大きなリスクは取れません。
退職金を株100%で運用して、今回のコロナショックやあのリーマンショックのような状況になったら、平常心ではいられないでしょう。
怖くなって売ってしまったら、老後資金は戻ってきません。。。

まず肝に銘じたいのはこの言葉です。
ひとは自分が思っているほどリスク(価格変動)には強くないのです。」

これはほんとうです。
資産が大きくなればなるほど、価格変動に対する変動額そのものが大きくなるので、資産変動が怖くなってきます。

このことを念頭に置いて考えれば、株式は全資産の3割程度に押さえるのがよいでしょう。
残りは債券を中心に運用することになります。
シニア層の資産構成を考える上でたいへん参考なるのが、ヘッジファンドの帝王レイ・ダリオのオールウェザー・ポートフォリオです。(上記赤字も彼の言葉です)

レイ・ダリオが提唱するオールウェザー・ポートフォリオとは?
「オールウェザー・ポートフォリオ」とは、レイ・ダリオが提唱する投資手法です。

<オールウェザー・ポートフォリオ>
・株式:30%
・中期米国債(7~10年満期):15%
・長期米国債(20~25年満期):40%
・金:5%
・コモディティ:5%

これをヒントに今回、オールシーズンズ・ポートフォリオ(7資産分散)というものを考えてみました。

<オールシーズンズ・ポートフォリオ(7資産分散)>
・現金:①日本円 30%
・株式:②国内株  11.7%(70%の1/6)
    ③先進国株 11.7%(〃)
・債権:④国内債券 11.7%(〃)
    ⑤先進国債券11.7%(〃)
・リート:⑥-1.国内  5.8%(70%の1/6÷2)
     ⑥-2.先進国 5.8%(〃)
・金:⑦11.7%(70%の1/6)


※現金比率を30%とし、①~⑦の定期的なリバランスを行う。
※国内株・先進国株・国内債券・先進国債券・リート(国内・先進国)・金の6資産に11.7%均等に投資する。
※リートは分配金を見込んで組み入れましたが、価格変動が大きいので、国内と先進国あわせて11.7%とします。
※金はオールウェザーの金とコモディティを合わせて、金に1本化しています。

では、具体的な投資商品ですが、経費率(信託報酬)がもっとも安い投資信託(一部ETF)を選定してみました。

<オススメ>
②~⑤ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等)
⑥eMAXIS Slim 国内リート
⑥eMAXIS Slim 先進国リート
⑦(1540)純金上場信託(現物国内保管型)

※②~⑤はこのファンド1本でOK

オールシーズンズ・ポートフォリオ(7資産分散)の10年間の資産推移をシミュレーションしてみました。

<シミュレーション結果>
※黒線は、現金を含めた総資産の推移です。
※赤◆はリバランスを実施したタイミングです。リバランスは月末に実施しています。
※リバランス時に発生する税金や手数料は考慮に入れていません。
※株・リートの配当は再投資しています。

どうでしょうか。
資産変動は比較的小さくおさえつつ、しっかり右肩上がりのイイ感じになっています。
10年間で総資産は2.73倍(+173%増)です。
年率換算で利回り5.7%です。
リバランスは各資産の時価の構成比率と基準比率のズレが合計で5%を超えた場合にリバランスしています。10年間で計18回(年2回程度)です。

今回のコロナショックでは、株式は30%、リートは40%以上の大幅下落になりましたが、オールシーズンズ・ポートフォリオは総資産に対してー14%の下落にとどまりました。
これなら恐怖を感じず、現金30%を使て下落した資産へ追加投資(リバランス)することができます。

株価急落で世間が恐怖に打ちのめされているときに冷静に追加投資できれば、ナイスなシニアじゃないでしょうか。

2008年のリーマンショックではおそらく2倍の-28%程度の下落になると思われます。
リーマンショックは100年に1度(人生に1回あるかないか)の危機と言われました。
最大で全資産の3割以内の下落を覚悟して運用するなら、オールシーズンズ・ポートフォリオはシニア層でも問題なく運用できる長期分散投資法ではないでしょうか。
これでも心配という人は、現金比率をもっと高めにして運用すればよいと思います。

最後にリバランス基準(基本比率とのズレ合計)とリバランス回数、資産増加率、利回りの関係についても分析しましたので掲載します。
結果、リバランス基準は5%で運用するのがベストでした。

基準 回数 増加率 利回り
1% 96回 +163% 5.0%
2% 60回 +170% 5.5%
3% 39回 +164% 5.1%
4% 28回 +164% 5.1%
5% 18回 +173% 5.7%
6% 13回 +166% 5.2%
7% 12回 +170% 5.4%


上記はすべて私の個人的見解です。投資は自己責任でお願いします。🐾🐾

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